会長ご挨拶

ご挨拶

学友会について

京都府立医科大学学友会 会長 河田光博

(1977年京都府立医科大学卒業)

河田会長 学友会は、京都府立医科大学の卒業生を中心とした会員組織です。
 卒業生の活動の原点は、日本で最も古い大学の一つである京都府立医科大学で学び、過ごしたことにあります。同級生はもちろん、同窓の先輩、後輩とともに語り、高めあい、輝く卒業生の大きな背中を見て、励まされてきました。医師、医学研究者としてのロールモデルを、母校の卒業生は示してくれています。
 若い卒業生も、社会の中軸となってクリニックや病院で患者さんのために日夜奮闘している卒業生も、また地域貢献に励み年齢を重ねた卒業生も、みな京都府立医科大学の仲間です。同様に、京都府立医科大学で働く教職員や医員などの多くの人たちも、京都府立医科大学に愛着を感じ、第二の母校として大学に大きく貢献してくれています。京都府立医科大学学友会は、狭いセクショナリズムでなく、卒業生も、他学出身の方々も同じ学友として、仲間として受け入れてきました。開かれた組織、それが、150年も続いた京都府立医科大学の伝統であり、学風でもあり、真の母校愛alma materを意味します。
 欧米の一流大学では、卒業生を中心とする大きな組織がさまざまな形で大学を支援し、学生を送り出しています。京都府立医科大学の学友会も、会員同士の交流を深め、さまざまな事業を行いつつ、母校を強く応援し、前途有為な学生を支援し続けてきました。
 京都という世界にも類を見ない、古い伝統と新しい文化を生み出す土壌に育まれた歴史の地で、同じ「学友」としてともに共感しあい、社会貢献できとはなんと恵まれているのでしょう。後輩学生を支援することのできる学友会に、会員としてご理解、ご支援いただきますよう、心からお願い申し上げます。